Cambridge Road / Dirty Little Pinot Noir 2015

ケンブリッジ・ロード / ダーティ・リトル・ピノ・ノワール 2015

生産国/Nation: ニュージーランド/New Zealand
地域/Region: マーティンボロー/Martinborough

≪品種/Varieties≫
ピノ・ノワール 100%

≪醸造/Technical Facts≫
自社畑のブドウ。100％全房のまま短いスキンコンタクト後、7日間の発酵。SO2ほか添加物不使用。フアロマティック＆スパイシー、明るくライトな仕上がり。

≪詳細/Details≫
Lucy Margaux【ルーシー マルゴー】の影響から上面解放樽で75%の全房発酵を経た、自宅の目の前に広がるオリジナル ブロックからのPinot Noir。流石に外に放置...はしなかったそうですが、MLF発酵を終えた直後から揮発酸が高くなった為にセラーの最も寒い区画に放置、時間を掛けながらボトリングの適宜なタイミングを探ったそうです。実際このワインがボトリングされるには24カ月以上の時間が掛かっており、ワインを味見しながら、そのワインの準備が終わったと判断するまでにLanceが瓶詰しなかった事が英断だったと言えます。ラッキングが完璧に終了している為、ゼロで仕上げられたにも拘わらず味わいが澄み切っており、健全で、実に美しいのです。アメリカンチェリーやラズベリーの生き生きとした果実味、クローブやシナモン、リコリスのスパイス感、そしていつも彼のワインに宿っているスルスル感。いずれに要素も高いレベルで纏め上げられたエレガントなスタイルです。