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Cabernet Franc
カベルネ・フラン
カベルネ・フランはフランス原産の黒ブドウで、多くのワイン生産国で栽培されているブドウ品種です。栽培においては冷涼で内陸の気候を好み、特にボルドーでのブレンド品種、またはロワールでの単一品種のワインが知られており、ハーブやたばこ、スパイスの香りをワインに与えます。
ボルドーにおいてはカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロに並び用いられますが、特に右岸のポムロールやサン・テミリオンにおいてその重要性は高く、シュヴァル・ブランやオーゾンヌなどのトップシャトーにおいては、この品種を50%を超える比率で用いています。ロワールにおいてはシノンやソミュールなどのアペラシオンが知られており、フレッシュな赤系果実にスパイスの香り、またはより熟度の高い上質なものになるとシガーやレザーのアロマも交わってきます。
Cabernet Sauvignon
カベルネ・ソーヴィニヨン
カベルネ・ソーヴィニヨンは、フランスの銘醸地、ボルドーを代表する黒ブドウ品種。上質な酸と収れんするタンニンは赤ワインにとって最も重要な要素である骨格を与えます。長大な熟成ポテンシャルを持つこともこの品種の特徴であり、年を経るごとにその厳格なタンニンはほどけ、味わいは洗練されていきます。香りはブラック・カーラントやスミレといった香りが若いうちは支配的ですが、熟成につれダージリン・ティー、シガーにクレーム・ド・カシスなどの香りに発展。熟成につれ、味わいが一つの方向に調和していくのに対し、香りは層をなすように複雑に花開いていきます。
また、国際的に広く栽培され成功を収めているのもこの品種の特徴です。カリフォルニアのナパ・ヴァレー、オーストラリアのマーガレット・リヴァーにチリのマイポ・ヴァレーなど、ボルドーよりも温暖で安定した気候の下で、カベルネ・ソーヴィニヨンはその個性を最大限に発揮しています。
Henschke
ヘンチキ
1862年に設立。4代目のシリルはブレンドワインやフォーティファイドワインが流行していた時代に、あえて様々な品種の単一畑を開拓しました。現在、5代目当主でありワインメーカーのスティーブンと妻でありブドウ栽培家のプルーの二人を主導に、ブランド維持と発展に従事しており、彼らの素晴らしい能力はヘンチキファンを魅了して止みません。最高級の単一畑にこだわった自慢のポートフォリオを揃え、6代目と共にオーガニックやバイオダイナミックの理論に基づき、先祖が残した畑をより豊かな状態で後世に引き継ぐべく情熱を注いでいます。
The Henschke family has been making wine since Johann Christian Henschke planted a small vineyard on his diverse farming property at Keyneton in 1862. He was one of many Silesians who had fled their homeland in search of religious freedom, and he arrived from Kutschlau in 1841.
The fourth-generation Cyril Henschke pioneered varietal and single-vineyard wines. His greatest legacy was the creation of Hill of Grace and Mount Edelstone in the 1950s, shiraz wines from Eden Valley that have captured the red wine world’s imagination.
Today, it is fifth-generation Stephen Henschke and his wife Prue at the helm, passionately upholding the family name and reputation. Henschke maintains their exceptional wines from outstanding vineyards by sourcing additional fruit from growers of excellence, from the Eden Valley, Barossa Valley and the Adelaide Hills regions.
The sixth-generation, Johann, Justine, and Andreas, are all actively involved in helping Stephen and Prue explore new and exciting developments. Among these are organic and biodynamic principles that will enrich the land of their forebears and strengthen a future in winemaking for the generations to come.