Abreu
Abreu / Cappella 2018
エイブリュー / カペラ 2018
ブラックベリーやチョコレート、石墨やバーベキューの煙や森の花の香り。素晴らしくリッチでピュア、パワフル。多面的な果実味やグリセリンの要素を含み、30〜50年の熟成が期待できます。
地方:カリフォルニア
産地:セント・ヘレナ
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルド、メルロー
醸造:カベルネとカベルネ・フラン、メルローとプティ・ヴェルドを混醸。1869年に植樹された6エーカーの畑を徐々に植替え。
From one of the oldest vineyards in St Helena first planted in 1869. Replanted evenly in the 1980s this great 6-acre site has always produced very expressive and age worthy wines.
Cabernet Sauvignon with a good proportion of Cabernet Franc and a hind of Merlot and Petit Verdot, it has been described by critics as close to perfection.
Varietal: Cabernet Sauvignon, Cabernet Franc, Petit Verdot, Merlot
≪Awards≫
Wine Advocate:
Wine Spectator:
James Suckling:
Vinous:
Cabernet Sauvignon
カベルネ・ソーヴィニヨン
カベルネ・ソーヴィニヨンは、フランスの銘醸地、ボルドーを代表する黒ブドウ品種。上質な酸と収れんするタンニンは赤ワインにとって最も重要な要素である骨格を与えます。長大な熟成ポテンシャルを持つこともこの品種の特徴であり、年を経るごとにその厳格なタンニンはほどけ、味わいは洗練されていきます。香りはブラック・カーラントやスミレといった香りが若いうちは支配的ですが、熟成につれダージリン・ティー、シガーにクレーム・ド・カシスなどの香りに発展。熟成につれ、味わいが一つの方向に調和していくのに対し、香りは層をなすように複雑に花開いていきます。
また、国際的に広く栽培され成功を収めているのもこの品種の特徴です。カリフォルニアのナパ・ヴァレー、オーストラリアのマーガレット・リヴァーにチリのマイポ・ヴァレーなど、ボルドーよりも温暖で安定した気候の下で、カベルネ・ソーヴィニヨンはその個性を最大限に発揮しています。
Abreu
エイブリュー
地元出身のデイビッド・エイブリューにとってナパ・ヴァレーは子供のころから庭の一部。農場に生まれ、子供のころから従事した畑仕事により良いブドウを生み出す畑かどうかを見抜く能力が研ぎ澄まされました。その直感と経験からたどり着いた4つの畑(マドローナ・ランチ、ラス・ポサダス、カペラ、トレヴィロス)に自ら植樹し、狂気とさえいえる妥協なき探求心から高品質で完璧なブドウを生み出しています。ワインメーカーにはシェフ出身のブラッド・グリムズを迎え、異なる品種を混醸し各畑の個性を表現したブレンドワイン造りに情熱を傾けています。
Growing up, Napa Valley was David Abreu’s playground as well as his classroom. Born into a family of ranchers, he spent the better part of his youth working in Napa’s original vineyards. Over time, David’s sense of what makes a site stand out "why one vineyard makes great wine and another’s is just good?" was sharpened beyond the ordinary. Eventually, intuition and experience led him to four exceptional vineyard properties: Madrona Ranch, Cappella, Las Posadas, and Thorevilos.
Cabernet Franc
カベルネ・フラン
カベルネ・フランはフランス原産の黒ブドウで、多くのワイン生産国で栽培されているブドウ品種です。栽培においては冷涼で内陸の気候を好み、特にボルドーでのブレンド品種、またはロワールでの単一品種のワインが知られており、ハーブやたばこ、スパイスの香りをワインに与えます。
ボルドーにおいてはカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロに並び用いられますが、特に右岸のポムロールやサン・テミリオンにおいてその重要性は高く、シュヴァル・ブランやオーゾンヌなどのトップシャトーにおいては、この品種を50%を超える比率で用いています。ロワールにおいてはシノンやソミュールなどのアペラシオンが知られており、フレッシュな赤系果実にスパイスの香り、またはより熟度の高い上質なものになるとシガーやレザーのアロマも交わってきます。